「餌の話」
<快適なインコの生活を守るために、ぜひ読んでね。>
●ごはんについて セキセイの主食は殻付餌です。人間にとってのごはんに当たります。 着色されていない、混合の殻付餌を与えましょう。 好物を追加してもいけません。バランスよく食べさせるようにしましょう。 ちなみに我が家では、ヨネヤマプランテーション特製の配合餌を使用しています。 玄カナリアシード 30% むきオーツ 20% 玄あわ 15% 玄白ひえ 15% 玄白きび 15% グリーン米 5% 赤あわ 3% ボレー粉 2% U むき餌は殻付き餌と比較すると、カロリーが高く、ミネラル等の含有量は少ないので、U U ヒナの差し餌からの切り替え時に、練習として与えるだけに留めた方が良いでしょう。U <追記> ヒナの差餌について 粟玉のみで差餌をするのではなく、フォーミュラーと混ぜて与えることをお勧めします。 小松菜などを擦ってまぜてもいいと思います。 人間でも成長期には、栄養素が必要です。 親鳥が吐き戻して育てる場合は青菜などをいつも以上に食べています。 |
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●シード類に発生する害虫の対策 シード類は買ってからしばらくすると、害虫が発生する場合があります。 害虫が発生するということは、農薬などがあまり使われていないということなので、 本来なら、いいことなのですが、発生すると、完全に駆除するのが、かなり大変です。 新しくシードを購入したら、冷凍庫で3日ほど冷凍し、その後密閉容器に移し替えるといいでしょう。 シードを1度洗う場合は、良く乾燥させてから冷凍してください。 |
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●おかずについて 副食は、人間にとってのおかずです。 いろいろな栄養素はここから取ります。少ししか食べなくても、いろいろなものを与えましょう。 ・青菜 小松菜・青梗菜・大根葉・豆苗・パセリ・にんじん等の緑黄色野菜(ミネラル・ビタミンの補給) とうもろこしも我が家では気に入って食べています。 ・くだもの いちご・みかん・さくらんぼ・もも・ぶどう等を人間が食べるときに少しあげる程度。 <追記>豆苗について、大豆イソフラボンが女性ホルモンと配列が似ているので、 発情異常を誘発するとの説もあります。 ちょこぼに関しては与え過ぎないように注意をしています。 レタス・キャベツ・パセリ・ほうれん草・スイカ・梨・柿などは与えることに賛否両論あるところですが、 他のもので代用し、与えない方が無難でしょう。 絶対に与えてはいけないものについては下記(与えてはいけないもの)にまとめます。 <いけないとされる説の理由> レタス・キャベツ・スイカ 水分が多く含まれているため、下痢を招きやすい。 梨 上記と同様水分と、石細胞と呼ばれる硬質のものであるため、消化器官に悪影響。 パセリ・ほうれん草 推奨する飼育書と有害説と両論あります。 柿 タンニンという成分が金属と結びつく性質が強いため、貧血を招きやすい。 ・ビタミン+ヨード剤 野菜だけでは、補えないビタミンは補給してあげましょう。 (着色されているもの、成分表示や、賞味期限の記入のないものは避けましょう) 我が家では、ネクトンを使用しています。 ・カルシウム 白ボレー粉・カトルボーン・ゆで卵の殻 着色されているものは避け、清潔に保ちましょう。 ボレー粉は煮沸消毒し、乾燥させて使います。 カトルボーンはフンがついたら、削り取りましょう。 ・その他のミネラル 塩土 カルシウム以外のミネラルとして与えますが、過食に気をつけましょう。 <追記>現在我が家で使用している栄養剤 ネクトンS(各種アミノ酸・微量元素・各種ビタミン) 日常的栄養補給・免疫力強化 ネクトンMSA(カルシウム・ミネラル・ビタミンD3) 骨格・羽毛の発育促進とカルシウム補給 ネクトンQ(ビタミンK)注:キーのみ使用 抗生物質投与時の副作用の軽減・血液凝固の働き |
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●ペレットについて ペレットはとてもいいバランス栄養食です。 ペレットが主食の場合は副食として、青菜をプラスするだけで大丈夫です。 換羽・繁殖時には、ペレットを切り替えるだけで、栄養面をカバーすることができます。 幼い個体は切り替えが容易ですから、チャレンジしてみましょう。 最近はいろんなタイプのペレットが出回っています。 |
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●与えてはいけない物 人間の食べ物(味付けしたもの) ごはん・パン・お菓子(熱変成したデンプンはカンジタ症を引き起こします) ねぎ・たまねぎ類 モロヘイヤ・つるむらさき等ねばねばする野菜 アボガド チョコレート (上記は中毒を起こす危険があります) |
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●その他の注意 放鳥時に、観葉植物を齧って中毒を起こす可能性があります。 インコのいる部屋には置かないようにするか、放鳥時には別室へ移動しましょう。 |
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●野菜嫌いのコについて 我が家にも野菜嫌いのシロハラインコがおりますが、 人間が食べるふりをしてみせたり、して只今克服中です。 まだ食べてくれませんので、無塩野菜ジュースを与えています。 ミックスベジタブルをレンジで解凍し、遊ばせたり、 フリーズドライの大根葉などを利用するのもよいでしょう。 |
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●日光浴について 日光浴は、カルシウムを吸収するのに必要な、ビタミンD3を体内で合成するのに とても必要です。 できれば毎日1時間は行いたいものですが、雨の日や、寒い日もありなかなか 実行するのは大変です。 我が家では爬虫類用の日光ライトを使用しています。 毎日15分ほどで、大丈夫です |
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●冬の環境 日中はオイルヒーターを使用しています。 24度くらいの設定で、朝6時〜夜10時ごろまで使用。 夜間はペットヒーター&サーモスタットで25度に設定し、インコの籠を乗せた棚を テーブル用のビニールで覆い、さらに毛布を掛けています |
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